わかやまポンチ・
ピッツァ
カフェメニューの中でもピッツァは提供店も少なく強力な武器になる。
しかも今回は、デザートピッツァという目新しいアプローチで提案。
生地にはヨーグルト梅ジャムホイップクリームを塗り、ほどよい酸味でフルーツの甘味を引き立てる。
ピッツァ生地から作る場合
《25㎝×25㎝角型プレート1枚分》
- ピッツァ生地★
- 約500g
- 小麦粉(打ち粉用)
- 適量
- 南高梅セミドライ
- 20g
- ヨーグルト梅ジャムホイップクリーム用
- ・生クリーム(乳脂肪分35%)
- 75ml
- ・グラニュー糖
- 12g
- ・ヨーグルト(無糖)
- 45g
- ・生梅ジャム
- 15g
- マカデミアナッツオイル
- 2g
- 南高梅セミドライ
- 5~6粒
- はっさく
- 6房
- デコポン
- 6房
- キウイフルーツ
- 6切れ
- イチゴ
- 7個
- ミント
- 3枝
- 粉砂糖
- 適量
- 梅シロップ
- 適量
- ★ピッツァ生地 3枚分(約1500g)
- ・ナポリ風ピッツァミックス粉
- 1kg
- ・ドライイースト
- 10g
- ・仕込み水
- 530~540g
- ・強力粉(打ち粉)
- 適量
- ・マカデミアナッツオイル
- 適量
- 1 打ち粉をし、その上にピッツァ生地を置いて平らにのばす。南高梅セミドライをのせて丸め、麺棒で一辺が25㎝の正方形に成形する。
- 2 25㎝×25㎝の耐熱プレートに打ち粉をし、ピッツァ生地をのせる。ピッツァの耳以外の表面にマカデミアナッツオイルを塗り、300℃で2分ほど焼く。常温に置いて冷ます。
- 3 はっさく、デコポンは皮をむき、薄皮から果肉だけを取り出す。
- 4 デコポンゼストを作る。2のデコポンの皮をおろし金ですりおろす。
- 5 キウイフルーツは、おしりの部分を落とす。頭の部分には中心にかたいところがあるので、中心位まで庖丁を入れ、切込みを入れるように一周まわしてから手で引き抜く。皮をむいて輪切りにし、花型で抜く。
イチゴはヘタをとり、縦2等分にカットする。 - 6 ヨーグルト梅ジャムホイップクリームを作る。ボールに生クリーム、グラニュー等を入れ、軽く泡立てる。ヨーグルト、生梅ジャムを加えて泡立て8分立てにする。
- 7 2のピッツァ生地に、6を塗り、3、5のフルーツ、南高梅セミドライを彩りよく盛る。
- 8 4のデコポンゼスト適量を全体に散らし、ミントを飾る。
- 9 粉砂糖をふり、梅シロップをかける。ピッチャーへ入れた梅シロップとともに提供する。
★ピッツァ生地 3枚分(約1500g)
- 1 ボールにピッツァミックス粉を入れる。仕込み水(41~42℃)で溶いたドライイーストを3~4回に分けて加え、パンこね機、または、手でこねる。
- 2 生地がボールにくっつかなくなったら、マカデミアナッツオイルを塗ったバット、またはボールに入れ、約2倍の大きさになるまで発酵させる(パンこね機の場合は、目安時間15~20分ぐらい。手ごねの場合は40分~1時間が目安。また、パンこね機、手ごね、ともに冷蔵庫でひと晩寝かせて発酵させてもよい)。
- 3 打ち粉をして3等分に分割する。
市販のピッツァ生地(冷凍)を
使用した場合
《1皿分》
- ピッツァ生地(冷凍)
- 1枚
- 小麦粉(打ち粉用)
- 適量
- ヨーグルト梅ジャムホイップクリーム用
- ・生クリーム(乳脂肪分35%)
- 75ml
- ・グラニュー糖
- 12g
- ・ヨーグルト(無糖)
- 45g
- ・生梅ジャム
- 15g
- マカデミアナッツオイル
- 2g
- 生梅ジャム
- 20g
- はっさく
- 5房
- デコポン
- 5房
- キウイフルーツ
- 3切れ
- イチゴ
- 5個
- 南高梅セミドライ
- 8粒
- ミント
- 3枝
- 粉砂糖
- 適量
- 梅シロップ
- 適量
- 1 ピッツァ生地の耳以外の表面に、マカデミアナッツオイル、生梅ジャムを塗る。耐熱皿に打ち粉をし、ピッツァ生地をのせて300℃で2分ほど焼く。常温に置いて冷ます。
- 2 はっさく、デコポンは皮をむき、薄皮から果肉だけを取り出す。
- 3 デコポンゼストを作る。2のデコポンの皮をおろし金ですりおろす。
- 4 キウイフルーツは、おしりの部分を落とす。頭の部分には中心にかたいところがあるので、中心位まで庖丁を入れ、切込みを入れるように一周まわしてから手で引き抜く。皮をむいて輪切りにし、花型で抜く。
イチゴはヘタをとり、縦2等分にカットする。 - 5 ヨーグルト梅ジャムホイップクリームを作る。ボールに生クリーム、グラニュー等を入れ、軽く泡立てる。ヨーグルト、生梅ジャムを加えて泡立て8分立てにする。
- 6 1のピッツァ生地に、5を塗り、2、4のフルーツ、南高梅セミドライを彩りよく盛る。
- 7 3のデコポンゼスト適量を全体に散らし、ミントを飾る。
- 8 粉砂糖をふり、梅シロップをかける。ピッチャーへ入れた梅シロップとともに提供する。
カフェで注目したい料理がピッツァ。パーティーメニューとして有望なだけでなく、カフェで出せば1000円超の高単価メニューとして売り出しやすい。しかも、カフェメニューでポピュラーなパスタに対して、目新しさのある商品としてお客の注目も集められる。今回の提案メニューのようにデザートピッツァならなおさら注目度は高まるだろう。
最近は生地もパンケーキ同様、冷凍のいいものがたくさんあり、敷居も低く挑戦しやすい。オペレーションの負担も抑えながらメニュー化しやすいのだ。また、生地から作ればアレンジもできる。生地に食材を練りこめば付加価値をグッと高められる。
メニュー化のポイントは見た目。値段をとれる商品だからこそ提供時の第一印象を大切にしたい。
見た目も重視して第一印象を大切に